2024-08-10 / 最終更新日時 : 2024-08-10 tkhs.pf フィンランドの音楽家たちの今 福士 恭子 今、フィンランドは大きな動きの中にいる。 2024年2月に元首相のアレクサンデル・ストゥブ氏が大統領に就任、フィンランドをNATO北大西洋条約機構(2023年4月加盟)の中核に据えたいという意見を表明している […]
2024-08-10 / 最終更新日時 : 2024-08-10 tkhs.pf カイヤ・サーリアホという作曲家 新井田 さゆり(ソプラノ) 時は2009年、オバマ氏がノーベル平和賞を受賞した年に私は単身フランスへ渡った。24歳の若き学生、ソプラノ・新井田さゆりは心躍らせシャルルドゴール空港へ降り立ち友人の父の案内のお陰で、何の不安 […]
2024-08-10 / 最終更新日時 : 2024-08-27 tkhs.pf ⼀柳慧追悼コンサート―CosmicHarmonyHommageàToshiIchiyanagi― を振り返って 小川至 2022年10月7日、日本を代表する作曲家であり、当協会の創設者である一柳慧が亡くなった。 2010年の発足から12年間、当協会を率いた一柳氏の呼びかけにより、国境や年代、文化的差異というボーダーを超えた多くの演 […]
2022-02-25 / 最終更新日時 : 2024-04-13 tkhs.pf 2022 『音楽の娘たち』 小川至 近年フィンランドのクラシック音楽では、歴史の陰に埋もれた女性作曲家に対する研究に大きな注目が集まっています。フィンランドの著作権管理団体であるTEOSTOが2022年1月に発表した「2022年のクラシック音楽のト […]
2022-02-25 / 最終更新日時 : 2024-04-13 tkhs.pf 2022 コロナ禍における音楽活動 平井京子 今年(2021年)に入ってから、ほとんど発表の場は延期か中止となりました。自分自身での創作は発表のあるなしに関わらず、続けています。はじめての弦楽四重奏作品を天から与えられた時間を使い、書いてみました。初演は未 […]
2021-02-21 / 最終更新日時 : 2024-04-13 tkhs.pf 2021 フィンランド愛 小林聡美 フィンランドと日本の外交関係樹立100周年となった2019年、私は親善大使のひとりに任命された。そもそも何で私がそんな誉に与ったかというと、全編ヘルシンキで撮影され、2006年に公開された映画「かもめ食堂」に出 […]
2020-02-18 / 最終更新日時 : 2024-04-13 tkhs.pf 2020 第7回日本・フィンランド新音楽協会講演会・演奏会 レポート 小川 至 6月18日、当協会主催の講演会・演奏会が、在日フィンランド大使館にて盛況のうちに終了致しました。今年は日フィン修好100周年、今回の内容もそれに相応しく、両国の交流に意識の向けられた、充実した内容となりました。 […]
2019-02-09 / 最終更新日時 : 2024-04-13 tkhs.pf 2019 ラッセ・レへトネン 一柳氏へのインタビュー Lasse Lehtonen ラッセ・レヘトネン ここでは日本の現代音楽を研究しているDr.ラッセ・レヘトネン氏による著作「Japanese Music」(Gaudeamus、2019年)のために行われたインタビュー(2 […]
2019-02-09 / 最終更新日時 : 2024-04-13 tkhs.pf 2019 講演「芸術家と時代-長谷川 利行のことなど」要旨 大塚 信一 ”芸術家と時代”といえば、誰でも様々な例を思い描くことだろう。例えば、本協会との関わりでは、作曲家のシベリウスがいる。彼は≪フィンランディア≫で当時ロシアの圧政から独立を求めて立上が […]
2019-02-09 / 最終更新日時 : 2024-04-13 tkhs.pf 2019 フィンランド音楽における「日本」―エルッキ・メラルティンの作品をめぐって 小川 至 フィンランド音楽における「日本」―エルッキ・メラルティンの作品をめぐって小川至〈日本の踊り〉と題された小さなピアノ作品がある。フィンランド人作曲家、エルッキ・メラルティンの手による作品で、知り得る限りフィンラン […]